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レモンが電池に?~ボルタ電池のヒミツ~第2週

理科実験教室6月27日(土)

レモン電池に!』

ボルタ電池のヒミツ」

   パート➁

 

①塩酸の電池を観察しよう

前回までは、レモンやトマトなどに、銅板と亜鉛板をさしました。

今回は、金属板の周りの様子を観察するために、うすい塩酸に入れてみました。

写真だと分かりにくいかな、、、?

まずは、塩酸に銅と亜鉛をドボンします。

すると、、、

DSC_0127.JPG

亜鉛が溶けて、白い泡がブクブクと出てきました。

『水素』です。金属は酸に溶けて、『水素』を発生させます。

次に、導線をつないでみました。

DSC_0126.JPG

すると、今度は銅板からも水素が発生しました。

電子が亜鉛板から、銅板に移動するからです。

これが電流の正体ですね。

 

塩酸から銅板と亜鉛板を取り出してみると…

DSC_0128.JPGDSC_0129.JPG

銅板は変化がありませんでしたが、

亜鉛板は真っ黒に変色していました。

亜鉛板だけが、塩酸に溶けたということです。

 

 

➁電池に適した液体は何だろう?

レモンやトマトが電池になるということは

分かったのですが、電池に適した液体は何なんでしょうか?

色々試してみました!

無題.png

無題2.png

無題3.png

 

➂電池に適した金属は何だろう?

レモン電池は、銅と亜鉛をさしましたが、

5種類の金属を用意しました。

この中で、一番電圧が大きくなる組み合わせを探しましょう!

液体は、前の実験で、電圧の高かった、酢を使いました。

無題.png

この中で、子供たちの人気を集めたのは…

鉛でした。

こんな柔らかい金属初めて!ということで、

グニグニして遊ぶ子供たち。

DSCN9937.JPG

そう!

金属も、それぞれ性質が違うんだよ!

 

では、結果発表ーー!!

1位 銅と亜鉛     0.95V

2位 銅とアルミニウム 0.54V

3位 亜鉛と鉛     0.50V

 

そして、銅と銅や、亜鉛と亜鉛といった、

同じ金属では、電流は流れませんでした。

 

電池とは、電流を流す液体に、2種類の金属をさして、

できているんですね。

 

 

理科実験教室7月4日(土)

自分の本当のとは…?』

合わせのヒミツ」

   パート2

 

準備物

なし

 

宿題

小6:P16・17

 

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仙台 数学理科専門塾 八千代塾
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